鹿島3発快勝もオリベイラ監督が退席処分 (サンケイスポーツ)( - 2010/8/1 7:51)
J1第16節第1日(31日、鹿島3-0神戸、カシマ)首位鹿島がMF野沢拓也(28)の2得点などで神戸に完勝し、勝ち点34とした。名古屋は横浜Mを振り切り、暫定2位に浮上。C大阪は磐田に快勝して暫定4位に上がり、大宮は浦和との「埼玉ダービー」に競り勝ち、5月1日以来の3勝目を挙げた。新潟は日本代表FW矢野貴章(26)の2試合連続ゴールで先制し、FC東京を破って10試合負けなしとした。
3-0の快勝劇の裏側で、誰も予想しなかったアクシデントが発生した。後半29分、MF野沢のアシストでFWマルキーニョスがダメ押しとなる3点目のゴール。その4分後、オリベイラ監督が退席となったのだ。
ピッチ外を指さし、処分を下したのは、日本人で初めてW杯決勝戦の第4審判を務めた西村雄一主審。直前のプレーでFW大迫のヘディングについて、相手が「ハンドで止めた!」と両手を振り上げて猛抗議した指揮官を許さなかった。
南アW杯準々決勝・オランダ-ブラジル戦でブラジル代表MFフィリプメロを一発退場にし、ドゥンガ監督の抗議をはねつけている西村主審。昨年7月の川崎戦でも当時鹿島のDF内田篤人(シャルケ)に退場を命じ、オリベイラ監督の猛抗議を受けた因縁もある。選手たちも慌てて駆けつけたが、同監督にとって鹿島で通算3度目の退席処分は覆らなかった。
試合は前半、MF野沢が2ゴール。早くも昨季に並ぶリーグ戦7得点目をマークし、前半戦最後のホームゲームで勝利に導いた。内田と韓国代表・李正秀の両DFが抜け、2戦連続2失点と課題を残していた新DFラインも、4試合ぶりの完封。暫定3位の清水と敵地で直接対決となる次戦(7日)に手応えを示したが、大一番でオリベイラ監督が指揮を執れなくなる痛いおまけがついた。
日本代表DF岩政は「多少の影響はあるかもしれない」と本音をポロリ。それでも、野沢は「ウチは勝ち続けるしかない」と力を込めた。指揮官不在でも、常勝軍団は4連覇へ向けて進撃を止めない。
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