無策でダービー初連敗!10人大宮に負けた…浦和 (スポーツ報知)( - 2010/8/1 8:09)


 ◆J1第16節 浦和0―1大宮(31日・埼玉スタジアム) 意気揚々と、老将は語り出した。試合後の会見。「多くのチームは相手が1人少ない場合は間違いを起こして、中央を突破しようとする。サイドを使うことが大事だ。ウチはそれを実践できた」。記者団はフィンケ監督からご高説を賜った。ただし、結果は見事な完封負けだった。

 まったく、無策だった。前半40分、相手の一発退場で数的優位に立った。前半44分、足に違和感を覚えたFW田中に代えてエスクデロ。その後、後半20分にDF宇賀神、27分にはFW原口と次々に投入。終盤、足の止まった選手もいたが、とうにカードは使い果たしていた。投入した選手にも具体的な指示はない。「サイドをえぐろうとしたが、役割がかぶってしまった」と原口。前線に張り出した選手たちはポジションが重なり、リズムが出ない。「われわれは数え切れないゴールチャンスを作り出したのだ」と“数え切れないほど”聞いた言い訳を、老将は繰り返した。

 この日から練習参加したFW永井(福岡大)は、ビューボックスでVIP観戦。他クラブと競合する金の卵の眼下で黒星を喫した。前回の大宮戦(09年10月25日、0―3)は試合後、サポーターに選手バスが囲まれ、橋本社長はつるし上げを食った。ダービーで初の連敗を喫したこの日、駐車場内にはバリケートを巡らせ侵入を防いでいたが、待機していた少数のサポーターは駐車場外で選手バスを止め、ば声を浴びせかけた。

 MF阿部は「このままじゃ危険。なんか違う…」と危機感をあらわにする。就任1年半。進化の見えない指揮官の去就について「私が決める立場にはない。最終的には社長」と柱谷GM。後半戦1勝3敗で7位。次節・神戸戦で敗れるようなことになれば、進退問題に発展することは必至だ。





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